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研修プラン

目的別コーステクニカルライティングシリーズ

技術文書は訓練によって書くことができるようになる

メール、マニュアル、研究論文、仕様書を英語で書くのは日本人にはかなり負担の大きいことです。
しかし、テクニカルライティングに限って言えばこれを書くことは一つの技術です。技術系職の皆様は微妙な状態を説明し、ロジカルに文章を作ることが必要です。

論文が却下される、アウトソーシングをしている相手先に意図が正確に伝わらずトラブルになる、何度メールを打っても上手く伝わらないなど悩みを持っている方々に多くのコースを用意しています。
技術ライティングのポイントは明瞭・正確・簡潔です。文学的才能は特に必要ありません。

(1)テクニカルライティング初級<設備や手順の説明文を書く、背景と目的を説明する>

英語スキル 中級以上
研修フォーマット グループクラス、eラーニング、ブレンドラーニング、セミナー

受講対象

技術論文、技術レポート、またはシステムや製品に関する英文文書を書く必要がある(あるいは将来的に必要性が生じる)研究者やエンジニア

目的及び概要

センテンス構築のスキルを向上し、正確な文法を身につけます。簡潔明瞭、自然で論理的に構成された文章を書くためのコースです。
英語を母国語としない方が苦手とする、誤りやすい間違いを指摘し、それをどう訂正するかを示すことによって、基本的なセンテンスの構成をおさらいします。

レッスンでカバーされる文法

単数形と複数形 、名詞と代名詞 、形容詞 、不定冠詞 、配分詞 、定冠詞 、副詞 、比較法 、 現在時制 、現在完了時制 、能動態と受動態

(2)テクニカルライティング中級<方法と手順を説明する、報告と分析結果を書く>

英語スキル 中級以上
研修フォーマット グループクラス、eラーニング、ブレンドラーニング、セミナー 

受講対象

技術論文、技術レポート、またはシステムや製品に関する英文文書を書く必要がある(あるいは将来的に必要性が生じる)研究者やエンジニア(初級からの受講をお勧めしています)

目的及び概要

ジャーナル、会議資料、ユーザーズガイド、プロジェクト/製品開発レポートを作成するために必要なライティングスキル習得を目的としています。
英語を母国語としない方が苦手とする、誤りやすい間違いを指摘し、それをどう訂正するかを示すことによって、基本的なセンテンスの構成をおさらいします。

レッスンでカバーされる文法

前置詞:直訳の問題点 、前置詞:使用のパターン、助動詞の役割 、助動詞の更なる役割 、複合動詞 、形式主語 、接続詞 、句 、 現在時制節I 、II、並行法 、句読法とスタイル

(3)テクニカルライティング上級<論文コース>

英語の論文は必須条件

大切な研究の成果を国際的に認めさせるには、英語の論文を学会誌に投稿するか国際会議で発表することが必須条件です。しかも他の研究者より一刻も早く発表しなければなりません。国内では高く評価されているのに英語の論文が遅れたために、名誉を外国の研究者にさらわれたり、特許権などが外国の会社のものとなってしまったケースもあります。

このコースで科学技術論文(テクニカルレポート)の書き方を学ぶことが出来ます。よいレポートとは、この一貫性と明瞭性を必ず兼ね備えており、報告される情報を必要としている読者が、内容を容易に理解できるように書かれています。

レッスンの流れ

レクチャー

ポイントを押さえた講義で論文の構成、スタイル、ルール、ロジカルな流れを学びます。

リーディング

沢山の良い論文、サンプルを読み、リーディングのレッスンを行います。役に立つ単語、表現、スタイルを習得します。

ワークショップ

実際に受講生が作成した文章に講師が添削を行い、各自の問題点を明確にします。このコースで1つの論文を書き上げることができます。

Principles of Good Technical Writing
[よい技術論文の書き方]
論文を書く主な目的は情報を伝えることにあります。そのため明確に書くという基本的なテクニックを習得します。
Organization of Technical Papers
[技術論文の構成]
論文の構成を決めます。ジャーナルが指示しているフォーマットにあわせた構成について学びます。
the Introduction
[Introductionの書き方]
論文の主なポイントを伝えることで本論にある詳細な報告を読む興味を引き起こします。
Writing the Materials and Methods Section
[本論の書き方]
本論は研究から導き出した結果の裏づけを詳細に提示するため、ロジカルに正確に書く必要があります。論点・裏付けを提示するための基本ルールを学びます。
Writing the Results Section
[MaterialsとMethodsの書き方]
研究をどのように行ったか分かりやすく記述する方法を練習します。
Writing the Discussion Section
[ResultsとDiscussionの書き方]
結果の持つ意味や重要性を説明するために長々とした表現を避け、特殊な専門用語の使用をしないシンプルな作文を学びます。
Ending the Paper
[論文の終え方]
論文によってSummary・Conclusions を書く必要があります。
Writing the Abstract
[Abstractの書き方]
論文で述べた実験や研究の簡潔な概説を書きます。結果、方法、重要性あるいは将来における応用性について分かりやすく記述する方法を学びます。
Preparing Tables and Figures
[図表の作成]
図表の作成のルールを学びます。
Titles
[表題の付け方]
少ない言葉で論文を適切に表現する方法を学びます。
Writing the Acknowledgments
[Acknowledgmentsの書き方]
簡潔かつ具体的な謝辞を書く練習をします。
Writing Your Personal History
[Personal Historyの書き方]
主要な学歴と経歴を短くまとめたものを作成します。

(4)エンジニアのためのメールライティング-グローバル・プロジェクト編

英語スキル 中級以上
研修フォーマット グループクラス、通信、ブレンドラーニング、セミナー
目的及び概要 海外の同僚やパートナーと共同プロジェクトを進める際に必要な英語やアプローチ手法を学びます。プロジェクトの立ち上げから完成まで、一連のメッセージの流れを題材にメール作成を練習します。それぞれの状況で使用される、ロジック・パターンやサンプル・メッセージを用います。すぐに使える情報満載です。

レッスン 1

  • 製品要求事項を送る

レッスン 2

  • 開発スケジュール

レッスン 3

  • 料金と製品コスト

レッスン 4

  • 製品デザインの検討

レッスン 5

  • 部品表に合意する

レッスン 6

  • 評価とフィードバック

レッスン 7

  • 視察計画

レッスン 8

  • 製品コストの追求

レッスン 9

  • 遅れに対処する

レッスン 10

  • リカバリープラン

レッスン 11

  • 根本的原因

レッスン 12

  • 是正処置をとる
レッスン内容
  • 和文英訳演習
  • メール翻訳演習
  • 論理的構成演習
  • メール作成課題・添削

(5)英語によるレポート作成

英語スキル 中級以上
研修フォーマット グループクラス、通信、ブレンドラーニング、セミナー
目的及び概要 製品やソリューション開発に従事し、業務についての結果をレポートにまとめる必要のある技術者向けのコースです。問題解決レポートに焦点を当てます。レポートの全体の構成を図示し、レポート各セクションのロジックパターンを学習します。参加者は、課題としてレポート全体をセクション毎に作成し、講師が訂正、注釈/コメントを返します。

(6)ITドキュメンテーション

英語スキル 中級以上
研修フォーマット グループクラス、通信、ブレンドラーニング、セミナー
目的及び概要 システムやソリューションのユーザー向けに、操作ガイドや他の情報を提供する必要のある、ITプロや技術者向けのコースです。ユーザーガイドなど様々なタイプのIT文書(論文、レポート、スペックシート、マニュアル、入札書、操作マニュアル)における、説明や手順の書き方を学習します。

(7)技術系文書のスタイル

英語スキル 中級以上
研修フォーマット グループクラス、通信、ブレンドラーニング、セミナー
目的及び概要 明確な技術文書とするために、シンプルで直接的な文章スタイルを学び、練習します。センテンスとパラグラフの作文に重点をおきます。各テクニックのガイドラインとサンプルを示します。学習したテクニックを練習するライティング・エクササイズがあり、フリーライティングの課題では、講師が、訂正してフィードバックを返します。

グローバルコミュニケーション研修のことなら何でもご相談ください。

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