ビジネス英会話 第1 商談を切り出す ④「風のたより」で
▶ビジネスの相手に初めて会うときのアプローチのしかたは文化によっても違うものですが、それよりむしろ、どのようにしてその人と会えたのかによって決まるものです。ぶっつけ本番の顔含わせなのか、人に紹介されたのか、それによって会話の流れが大きく変わってきます。
※太文字の英文:基本的な表現
2番目の英文:太文字の英文とは違うが、耳にすることが多い
3番目の英文:ややくだけた口語的な言い方
~④「風のたより」で~
A: We understand you’re planning a move overseas.
- We’ve heard that you’re going to go international.
- Word has it you’re moving into the U.S. market.
B: That’s right. But it won’t be happening for a while.
- Yeah, but it’ll be some time yet.
- Not for a year or so.
B: How’d you hear about that anyway?
- Where’d you get your information?
- You get around, don’t you?
A: Oh, news gets around.
- You know how word travels.
- Well, we like to keep on top of things.
B: It sure does.
- I guess so.
- Obviously.
A: You see, we’re in the business of helping companies like yours
prepare for such moves.
- Actually, our business is providing services to firms getting ready to move
abroad.
- Anyway, we’d like to help you out.
↓ ↓ ↓
A: 海外進出を検討しているそうですね。
- 海外にも手をのばすそうですね。
- アメリカのマーケットに手をのばすんですって。
B: ええ、そうですが、まだしばらくかかるでしょう。
- ええ、しかし、まだ先の話ですよ。
- まだ1年かそこらかかりますけどね。
A: 私どものことは、フィクサーさんからお話が行っていると思いますが。
- フィクサーさんの方から、私どもが伺うとお聞き及びと思いますが。
- スタン(フィクサー氏のファーストネーム)から、うちの件、話が行って
るでしょう。
B: ええ、私どもの製品を販売なさりたいと、伺っておりますが。
- ええ、私どもの製品の販売についてお話があると伺ってます。
- ええ、何かうちのものを取り扱いたいということですね。
B: でも、どうしてご存知なんですか。
- どこでその情報をお聞きになりました?
- よくわかりましたね。
A: いや、人の噂ははやいものですから。
- 噂ははやくひろがるものですよ。
- ええ、われわれにとっては情報がすべてですから。
B: ほんとにそうですね。
- そのようですね。
- そうみたいですね。
A: それに、お宅さまのように海外進出を計画している会社のお手伝いをする
のが私どもの仕事ですから。
- それに、海外進出なさる会社のお手伝いをしますのが、私どもの仕事です
から。
- とにかく、その辺でお役に立ちたいんです。