ビジネス英会話 第3 仕事に対するかまえをしめす ②要求が問題外だと言う
▶ビジネスの世界では、自分の仕事のやり方を微妙に相手に伝えていく言い方があります。つまらない要求をしてくるな、と思ったら先手をうって封じたり、細かく念をおしていい加減なことは許さないよと遠回しに言ったり、前にあったトラブルの例を持ち出して同じような事をやったら認めませんよ、とほのめかしたりする言い方です。こうした言い方で自分の仕事に対するかまえをしめしてビジネスを自分にとって有利な方向に持っていくわけです。
※太文字の英文:基本的な表現
2番目の英文:太文字の英文とは違うが、耳にすることが多い
3番目の英文:ややくだけた口語的な言い方
~②要求が問題外だと言う~
A: Actually, I had intended1 to ask for a reduction.
- As a matter of fact, we did want to discuss price.
- Even two percent would help.
B: Again? The last one put us in the red.
- Oh, come on now. We just gave you a cut.
- No, way. We’re losing money as it is.
B: Another cut is out of the question.
- You can forget that.
- That’s out.
A: Well, I don’t know what we’re going to do then.
- Look, something has to be done.
- Boy, I don’t know how long we can hold out then.
B: There has to be another way.
- I know. But let’s look for another way.
- We’ll work something out.
↓ ↓ ↓
A: 実は値下げをお願いしたかったのですが。
- 実のところ、価格について話し合いたかったのですが。
- たった2%でも助かるんですが。
B: またですか。このあいだの値下げでうちは赤字なんですよ。
- いやあ、勘弁してください。このあいだ値下げをしたばかりですよ。
- とんでもない。今でも赤字ですよ。
B: また値下げだなんて問題外です。
- その話はやめましょう。
- そりゃだめですよ。
A: それじゃあ、どう対処したらいいかわかりません。
- でも、何とかしないとだめですよ。
- まったく、このままではお手上げですよ。