ビジネス英会話 第5 打診する ②遅れの原因をさぐる
▶自分の気持ちや考えを伝えるのと同様、相手の気持ちや考えをさぐる言い方を身につけることが大切です。微妙なことがらについては、間接的にさぐりを入れることが、国際ビジネスの場合は特に大切です。また情報を集めたり、相手方の意見を収集したり、交渉の主導権をにぎるためにも、あらかじめさぐりを入れておくことが有効です。
※太文字の英文:基本的な表現
2番目の英文:太文字の英文とは違うが、耳にすることが多い
3番目の英文:ややくだけた口語的な言い方
~②遅れの原因をさぐる~
A: I heard the project’s been held up again.
- Is it true about the project being delayed again?
- I understand the project’s hit another snag.
A: Do you know anything about it?
- What do you know about it?
- What’s the story anyway?
B: No, only that the banks haven’t come through.
- All I know is we’re still waiting on the bank.
- The bank’s dragging its feet.
A: You mean they turned us down?
- Have they actually denied the loan?
- What’s their problem?
B: No, they just haven’t made a decision yet.
- No, They’re still in the process of deciding.
- Ah, nothing. You know how banks are.
A: What’s the prognosis?
- When do you think we’ll know?
- Think we’ll get it?
↓ ↓ ↓
A: あのプロジェクトはまたひっかかっているんですって?
- あのプロジェクトがまた延期になったって本当ですか。
- あのプロジェクトまた頓挫してるんだって?
A: 何か知ってますか。
- 何か知ってることありますか。
- いったいどういうこと?
B: いや、まだ銀行がうんと言わないってことしか……。
- 銀行待ちだということだけは知ってます。
- 銀行がぐずぐずしてるのさ。
A: 融資をことわったということですか。
- 融資を実際ことわってきたんですか。
- 何がいけないのかな。
B: いや、ただ決裁がまだおりていないんです。
- いや、まだ結論を出そうとしているところです。
- いや、何でもないさ。銀行なんてそんなものだろ。
A: 見通しは?
- いつごろわかるんでしょう。
- 大丈夫ですかね。