ビジネス英会話 第20 思いとどまらせる ②「事のむずかしさを強調して」
▶ビジネスの相手方に何かを思いとどまらせる、ということは相手を説得して何かさせるよりも、事がらが何にせよ、相手方がそうすることを決定してしまっている場合もあるだけにむずかしいものです。
国際ビジネスの場では、そうした要因もあって、相手を思いとどまらせることは特に慎重さを要することになるわけです。
よく使う言い方としてWhy rock the boat? Look at all trouble this is going to cause.などがあります。
Lesson20: 思いとどまらせる
②「事のむずかしさを強調して」
▶ビジネスの相手方に何かを思いとどまらせる、ということは相手を説得して何かさせるよりも、事がらが何にせよ、相手方がそうすることを決定してしまっている場合もあるだけにむずかしいものです。
国際ビジネスの場では、そうした要因もあって、相手を思いとどまらせることは特に慎重さを要することになるわけです。
よく使う言い方としてWhy rock the boat? Look at all trouble this is going to cause.などがあります。
※太文字の英文:基本的な表現
2番目の英文:太文字の英文とは違うが、耳にすることが多い
3番目の英文:ややくだけた口語的な言い方
~②「事のむずかしさを強調して」~
A: Look, these people have a reputation of their own.
- Don’t forget these people have a name of their own.
- Hey, these people are not exactly light-weights.
B: Besides, think of the confusion it would cause.
- Also, have you considered how it would complicate things?
- Can you imagine the hassle this is going to involve?
A: We don’t see that as being any big problem.
- We don’t consider that an insurmountable problem.
- It’s nothing that can’t be handled.
B: Surely, you can see the duplication involved.
- Come on, you’re talking about a whole new system.
- You’re talking about a real can of worms.
A: Granted, it will mean more paperwork.
- We know it would mean more work initially.
- Sure, it’s not going to work perfectly right away.
B: All things considered, I don’t see how you’ll be saving anything.
- All in all, I don’t see it paying.
- I’ll bet you wind up paying more.
↓ ↓ ↓
A: でもあの会社もあの会社なりに評判がいいですよ。
- あの会社は名のとおった会社じゃないですか。
- あの会社はそこいらのちっぽけな会社とはちがいますよ。
B: それに、それでどれだけやっかいなことをひきおこすか、考えてごらんなさいよ。
- でも、それでどれだけ事がややこしくなるか、お考えになりましたか。
- あとでどれだけごたごたするか考えられますか。
A: それほど大問題とは思っていないんですが。
- それほどどうにもならない問題とは思っていないんですが。
- 手に負えないことはないでしょう。
B: ええ、でも仕事の上で不合理になるのはおわかりでしょう。
- いやあ、新しいシステムを最初からつくるような大ごとですよ。
- これは本当にめちゃくちゃになりますよ。
A: そりゃ、手続きがふえることはふえますよ。
- はじめのうち仕事量がふえるだろうということは承知の上ですよ。
- ええ、そりゃ、はじめから、完全にうまくいくものではないでしょう。
B: 諸般の事情をみて、とてもお宅の利益になるとは思いません。
- 全体的にみて、割に合う話とは思えません。
- しまいには損するだけだと思いますよ。